2002/04/29
サイトへの意見の話1
最近ちょっと感じることがあります。それはサイトへの意見というものについてです。
あるサイトがあった場合、そのサイトを運営しているのは管理者であり、その管理者は自分の意思をもとにサイトの方針を決定します。その結果、方針が間違っていれば閑古鳥が鳴くことになるでしょうし合っていればそれなりに繁盛するでしょう。最終的な意思決定権は管理者にあります。しかし、最近はどうも管理者というものを理解してない人が多いような気がします。彼らはそのサイトがあたかも自分のサイトであるかのように振舞います。意思決定は自分にあり、管理者は彼らの意思通りに動くものだという思いこみがあるように見うけられます。もちろん、意見をいただくのはありがたいことです。しかし、それはあくまで意見であり、強制力を持つものではありません。それを採択するかしないかは管理者が決定すべきことである、という当たり前なことを忘れているように感じます。私のサイトの中では「ドラえもんの科学」は極めて異端なコンテンツです。私自身が見ても、明らかに間違っているとわかっていることがいくつかあります。それは間違っていることをわかった上で、作品としての面白さやテンポなどを考慮してそのままにしてあります。これはコンテンツとしての戦略です。ですから、間違いが指摘されようと、それを訂正することは、まずありません。一番多いのは、書いた当初から何度も何度も掲示板やメールで指摘されている「ライト」の話です。これまた毎回同じ回答を返していますが、あれを直すつもりはありません。間違っていると言いたければ幾らでも言いふらせばいいですし、それによって私が何らかの被害を被るわけではありません(掲示板等が荒れるなどの実害が出た場合は、コンテンツそのものを閉鎖するだけ)。もちろんこれには例外があります。例えば「栗饅頭でブラックホール」がそうです。これは最初に出た結論を否定し、新たな結論を出しています。これもまた一つのメッセージだったのですが。理解されなかったようです。
続きます。


 

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