2001/11/14
同時多発テロの話1
今回のアメリカの同時多発テロ事件からおよそ二ヶ月が経過しました。そもそもあの事件を知ったのは実は2ちゃんねるのラウンジ板ででした。NHKつけろというスレが立ち、またネタかと思っていたら重複スレが10スレほど立って、あ、これはネタではない、と慌ててテレビをつけたら丁度二機目が突っ込んでいました。
この件については一度だけ、関連の話を書いたきりでそれ以降まったく書いていませんでした。当時はあの後、しばらくあの事件の関係の話を書くつもりだったのですが、ちょっとした理由により、中止せざるを得なかったのです。実は今回の事件の被害者が知り合いにいたのです。そのため、どうしても感情が入りそうだったからです。一人は私がアメリカに居た頃にお世話になった人物で、この人は現在も連絡が取れていませんが、どうやら無事のようです。もう一人は私の知人で、あの事件後に行方不明となりましたが、そちらはやっと連絡が取れました。さらにもう一人被害者がいるのですが、こちらは悲惨です。直接的な関係は薄いのですが、その人は日本の某銀行に勤務しており、当日国際貿易センタービルそのものに勤務していたのです。はい、直撃でした。その人は私の姉の友人で、何度かうちに遊びに来ており、顔を知っていました。その人はあの事件のせいで肺が焼け爛れてしまい、自力で呼吸が不可能となり、ずっと危篤状態でした。なんとか機械を繋いで一命を取り留めましたが、現在も機械は繋いだままで回復の見込みは立っていません。とはいえ、機械を繋いだまま既に帰国しており、これ以上の病状の悪化もなさそうですし、意識も戻ったということで、私もやっとこの件でテーブルトークが書ける状態にまで精神状態が回復しました。
今回の事件は「テロである」、という一方で「戦争である」とも言われており、テロなのか戦争なのか、そもそもテロと戦争とは何が違うのか、そういったことについてごちゃごちゃになっているようです。明日はそのことを書こうと思います。


 

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