2001/08/27
2CHの危機の話1
個人的に2CH.NETは高く評価しています。
もちろん、色々と批判はあると思います。なんでもありありすぎだとか、自己浄化機能が無いとか、放任しすぎだとか(中には便所の落書きというのもありましたね)。でも、あそこ、時々覗いてみますが、かなりシビアな世界なんです。今まで書き込みで高く評価されていた人も、うっかり一言、変なことを書くとあっという間に「氏ね」ですから、自己浄化機能がないわけでもない。なんでもありと言うけれど、それなりに制限もあります。2CHを酷評している人も、結局は本人があの2CHという場に合っているか合わないかの違いを述べているに過ぎません。少なくとも何がいけないのかを納得いく形で表わしている人というのは見たことがありません。2CHで被害を受けていないから言えるんだ、という人もいるかも知れませんが、私はあそこで酷評されていますし、攻撃を食らいそうになったこともあります。わりと誤解されているようですが、いわゆるにちゃんねらーと呼ばれている大部分の人はきちんと考えを持っており、話し合いをすれば理解してくれることも多いのです。勝手に暴れているのは極一部の、いわゆる「厨房」と呼ばれている連中だけです。もし2CHがどうしょうもないサイトだったら、いくら人気があったとしてもとっくに無くなっているでしょう。かなりのアクセス数を持ち、しかもかなり大規模の統一的なコミュニティを形成しているというのは凄いことなんです。また2CHの凄さは2CH語と呼ばれているものの世間認知度、浸透度を取ってみただけでも、議論の余地がありません。さて、そんな2CHが、実は閉鎖の危機に直面していました。それは2CHの利用しているレンタルサーバの会社が、そのデータ転送量のあまりの多さに、今まではCM代金としてチャラにしていたサーバレンタル金額を払うか、データ量を減らしてほしいということになったのです。しかし、月700万も払うお金も、データ転送量を1/3に減らすのも事実上無理でした。この八方塞の状況から、にちゃんねらーの凄さを知ることになります。
明日に続きます。


 

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