2001/04/30
ケーキの話
さすがに30を越えてケーキを食べるタイミングなんかないんですが、一時期ケーキに凝ったことがあります。
当時私は水泳をやっていまして(一応背泳ぎではクラブ二位の速さ、一位の奴は国体に行きました。と、書くと速そうに聞こるでしょう。実は私とのタイム差は100Mで2秒以上でしたからそれほど速くはなかったのです)とにかくカロリーの消費が激しく、よくケーキと紅茶というおやつを食べまくっていました。たぶん当時住んでいた駅から一つ先の駅までの間の喫茶店は全て制覇したと思います。ミルフィーユも食べましたしレアチーズケーキも食べましたがその頃に一番好きだったのはなんといってもチョコレートケーキです。チョコレートケーキは自分で作ったこともありますね。それほど美味しくはなくて、やはりプロは違うなと感じましたが。私は以前にも書きましたが元々アメリカに住んでいました。アメリカでよその家に遊びに行くと必ずと言って良いほど自家製の滅茶苦茶甘いチョコレートケーキ(場合によってはブラウニー)というのが出ます。それをばくばく食うわけで、子供の頃から甘いものに耐性ができていたのもケーキ道楽の理由かもしれません。ところがある日から突然チョコレートケーキが食べられなくなりました。それどころか、甘いものをほとんど受け付けなくなったのです。時期的にはいつ頃かは覚えていませんが、水泳を辞めてから数年経った後だと思います。その前まではハーシーズの最大板チョコをぺろりと一枚食べるなんてのはわけもなかったのに、この頃になるとキスチョコ一個でももういいという感じでした。それでもケーキを食べなければならない状況というのは存在するわけで、その場合私が頼むのは比較的甘くないベイクドチーズケーキ。それがない場合は何故か食べられるイチゴのショートケーキになりました。
ありとあらゆるケーキを食べて最終的に辿りついたのがイチゴのショートケーキ。何故甘いものが苦手な私がこれだけは食べられるのか、いまだに不思議です。


 

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