2001/04/29
会社にとって・・・の話
難しい質問があります。
その質問とは「会社にとってあなたとはなんですか?」というものです。もちろんこれは「あなたにとって会社とはなんですか?」という質問の言葉遊びで、例によってあおい氏から聞かれたものですが、私はついにこの質問に回答を出せませんでした。あなたならなんて答えますか?いろいろ回答があると思います。つきなみに歯車というのもあるでしょうし、動力源、という答えもあるかも知れません。潤滑油という回答が出る人もいるでしょう。でも、私はどう考えてもどれにも当てはまりそうにないのです。まず、歯車にしては働いていなさすぎます。それに普通は歯車というのは無くなってしまえば機械が動かなくなりますが私がいなくなっても多少は難儀するかもしれませんが動かなくなるということはありません。もちろん動力源なんてのはとんでもない話ですし、潤滑油どころかむしろ社内のトラブルメーカと言ってもいいくらいです。そういうわけで、会社にとって私はなんなんだろうと突き詰めると答えに窮します。それこそあってもなくても構わないものとでも言いきれればいいのですが、さすがに私もそこまで自分を卑下することはできません。それじゃあ給料泥棒ですし、給料分以上の働きはしているつもりです。そうなると結局、あれば便利だけどなくても困らないもの、というところに落ち着きそうですが、これを物にたとえて表現するのがまた難しいのです。最近のテーブルトークのネタでケータイとか腕時計とかってのもありかと思いますが、これって直感的にわかりにくくて説明しないと誤解を招きそうです。いや、別に説明するのは構わないのですが、落ちとして弱いですよね。どうせ説明するならもっと面白いたとえがありそうな気がします。今、いい物を思いつきました。はさみです。
はさみって、たしかにあれば便利ですが、なくても特に困らないんですよね。よそから借りることもできますし。それに昔から言うでしょう。馬鹿とはさみは使いようって。まさしく私にふさわしいような気がしてきました。


 

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