2001/03/06
リファの話
私はよくリファラを見ています。リファラって楽しいんですよ。
一応解説しておきますと、RFCを自己翻訳して一般向けに解釈しますと「リファラとはサーバ側の都合のために見ようと思っているページが得られた文章または文書内の要素のURLが指定されるもの」といったような意味です。ようするにリンク元がわかる、と解釈していいでしょう。リファラ以外にも色々な情報、例えば来た人がどんなOSを使っているのか、どんなブラウザで見ているのか、どこのプロバイダを使っているかなども取得できますし、それはそれで楽しいのです(中にはありえないようなOSを偽データで入れてくる人もいます。OSがWindows97とか、FamilyBasicとか)が、特にリファラはどこから来たのかわかりますので非常に楽しいのです。検索サイトからのリンクは、いったいどんな言葉で検索すると私のサイトが引っかかるのかわかりますし、その中には自分の想像していなかったものがあったりします。一般リンクなら、逆にこちらからリンク元に訪れることが可能ですからそのページに行ってどういう理由でリンクされたのか見るのもまた楽しいわけです。そういうわけで私は自分のサイトのトップページよりもリファラ用のアナライザページを見ていることのほうが多いというくらいリファラが好きです。私の場合、リファラをかなりのページに入れてありますのでそれを解析することで、誰がどういう目的で私のサイトにアクセスしているのかの資料にもなります。この資料は非常に有意義なもので、自分のサイトの方向性を固めることができます。私の場合、アクセスの少ないところを強化しつつ、アクセスの多いところを伸ばすという方針を取っています。一定数のアクセスが定期的にあるようなところは手を加えません。
ちなみにRFCを読んだところ「リファラフィールドを送るかどうかはユーザが決められるようにすることが高く推奨される」となっているのですが、私はリファラの有無がユーザで設定可能なブラウザというのをほとんど知りませんね。どういうことでしょう、二大ブラウザさん。だからといって設定されても楽しみが奪われてしまうんですが・・・


 

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