2001/02/02
次世代ネットゲームの話2
昨日の続き、次世代ネットゲーム、デュアルバースについて述べます。重要なのは管理者が進んで管理者になろうと思うことです。そのためには管理者も別の角度からゲームに参加できるようにすればいいのです。
デュアルバースの舞台は宇宙です。その宇宙にはベースと呼ばれる惑星があり、これが世界の中心となります。この星の管理者を特別にマスターと呼びます。この世界では管理者は一つの惑星とその周りの宇宙空間の管理を丸ごと任されます。よって管理者には一般参加者とは別のゲームをしてもらうことになります。つまり、管理者になると惑星運営ゲームを行うことになるのです。住民税や入港税を取り、収入を得てその収入を元に各種施設を整備したりしなければなりません。基本的には住民の数によって収入が決まりますから、住人を呼び寄せるべく努力する必要もあります。一般参加者はその宇宙で住民として自由に行動することができます。公共機関を利用して好きな惑星に行くこともできますし、自分で宇宙船を購入して旅することもできます。もちろん戦闘だってできます。宇宙空間は常に戦闘可能エリアですが、惑星内を戦闘可能エリアとするか非戦闘エリアにするかはサーバの管理者が決めることができます。全てのイベントはベースから発信されます。このイベントはマスターが決定しますが、どの惑星で発生するかは公平を期すためにランダムです。そのイベントは例えば収穫の増減であったり(食料が豊作なら安く買えるため人が集まるでしょうし、逆に不作なら一儲けを企む人でこれまたにぎわうでしょう)、怪獣が現れて惑星を破壊していくというイベント(このイベントもまた名声と賞金を求めて人が集まるイベントかも知れません)であったり、惑星一周レース開催星となる、といったイベントであったりします。イベントはマスターが参加者から公募するという手もあります。採用されればもちろんなんらかのボーナスが与えられるべきでしょう。
明日に続きます。


 

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