2000/12/29
職業の貴賎の話
先に書いておきますが、今回のテーブルトークは重そうなタイトルとは裏腹に、中身はほとんど戯れ言というか、冗談です。それから、内容に関してもあまり本気にしないで下さいね。期待した人、ごめんなさい。
職業に貴賎はない、と言いますが、実際にはある程度ランク付けすることが可能です。こういう話をするときには何らかの指標が必要となりますが、私は「副次的要素となる職業ほど下」という指標を提唱します。これは例えば女優と小説家はどちらが職業としてのランクが上かを考えると、これは明らかに女優が上となります。なぜなら、「小説の書ける女優」という言い方はあっても「女優のできる小説家」という言い方は存在しないからです。つまり小説家は女優の副次的要素になるから下ということです。このルールに従うとなかなか面白いことが見えてきます。大学生と漫画家では漫画家が上(大学生漫画家とは言いますが、漫画の書ける大学生とは言いません)。医者とプログラマでは医者が上(プログラミングのできる医者はいても、医者のできるプログラマというのは聞いたことがない)。医者と弁護士は同格(弁護のできる医者も医者のできる弁護士も言いますし、実際にいます)。刑事とジーパンだと刑事・・・これは違うか。こうやって比較していくと、ランクが下の職業というのが見えてきます。私の職業のプログラマ(本当はシステムエンジニアだけど実質はプログラマ)というのはこお職業ランクではかなり下位にいます。アルバイトよりはましですが、タレントよりは下なんですよ。だいたい腹話術師と同格くらいですかね。小説家とはいい勝負でしょうか。逆に非常に高いランクの職業は政治家でしょうね。これは医者や弁護士すら歯牙にもかけないくらいランクが高いです。もしかすると無敵かもしれません。
さて、あなたの職業はどのくらいのランクでしょうか。ちょっと考えてみてください。ちなみにこの指標で私の思いついた最もランクが下の職業は、「歌って踊れる」です。さすがにこれよりも下はないでしょう。


 

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