2000/12/28
人間デュアルプロセッサの話
病/事故歴に「17歳のとき精神錯乱しかけた」と書かれていますが、誤解を恐れずに言ってしまうと、私は広義の「精神異常」に当たります。某病院のシート(3以上で精神になんらかの異常があると見られるシート)に記入すると粘着気質が7分裂気質が9躁鬱気質が8となります。このシートに5以上があった場合、通常は治療が必要なのですが、もちろん私は治療を受けていません。理由は簡単で、私は狭義の「精神異常」ではないからです。
このままだと意味不明なので、説明します。精神異常者に関しては共通的な特徴があり、その特徴とは、自覚症状が無いことです。逆に言えば自覚症状のある人間は狭義の精神異常ではないということになります。私には完全な自覚症状があります。私は自分が異常状態にあるときにそのことを理解できます。そしてそれをある程度抑制することができます。そのため私は狭義の精神異常になりません。私の書く文章にむらっけというか、テンションの高いときと低いときがあったり、妙に強気だったり逆に弱気だったりして安定していないのはこのへんに事情があります。ある程度のむらっけを出していないと自分で制御できないところまで暴走してしまうのです。それでも実生活ではそのようなむらっけすら出すことはできません。そこで私はネット上に「てんてん」という人格を創造しました。昨日書いたとおりこの「てんてん」というバーチャル(仮想)人格に実際の私が振り回されているところもありますが、彼が存在している限り、実生活における私は「ちょっと変」というレベルで非常に安定した人間として生活することが出来ます。実は「てんてん」以外にも私の中には幾つかの人格が存在していましたが、この「てんてん」が増長するにつれて他の人格は消滅しました。現在は「実際の私」と「てんてん」という二つの人格しか存在しません。そしてこの一種の二重人格的な性質すらも私は把握しており、完全に管理しているのです。
以前に頭の中で百通りの結果を求め、それを集合させると書きましたが、普段なら「てんてん」が、ネット上では「実際の私」が思考を担当します。つまりデュアルプロセッサで動いている?


 

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