2000/02/23
ドラゴンの話
そろそろネタが尽きてきたのがばればれです。ついにドラゴンの話です。
と、書いてから気づいたんですが、ケルト系でドラゴンの話って聞いたことないですね。ちょっと調べてみましたら・・・ない。いや、本当にないんですよ、これが。
ケルトではよく巨人や魔女を倒すんですが、ドラゴンを倒したという記録がありません。どうもケルトでもジャイアンツ戦は燃えてもドラゴンズ戦は燃えない球団が多いようで?
冗談はこのくらいにして、ドラゴンの代わりに似たような生き物ならいます。ワームです。ワームもあまり数は多くないですが、一応退治されています。ワームというのは基本的には羽と足の無いドラゴンです。正確には大蛇の一種ということになるんでしょうか。一応、ドラゴンっぽく、火を吹くものもいます。ただし鼻からのみ。口から火を吹かないんですね。口から出るのは毒ガスです。あと、羽の生えたのもいたみたいですが、この辺はキリスト教と混じってるので怪しいです。たしか、誰かが安息日に釣りしてたら罰が当たってワームが釣れちゃって、井戸に放り込んで知らん振りしていたら巨大化して襲ってきたのでキリストの牧師だったか司教だったかがやってきて十字架ビームで退治したとか、そんな話です(笑)。
ワームは短いのは3メートルくらいから、長いのだと計れないくらい長いのまでいます。あと、特徴として尻尾を切られてもまたすぐにくっついちゃうってのがあります。愛犬がくわえてどっかに持って行ってくれたおかげで勝った話はケルトだったかな。たしか、この時は主人も愛犬も死んでます。割とケルトっぽい話だと、たしか、処女に油塗ってもらってワームと戦って勝ったとかそんな話があったはずです。なんで処女じゃなくちゃいけなかったのでしょう。謎です。で、この手のワームのやられ方というのはワンパターンしかありません。真っ赤になるまで熱した泥炭を口に放り込むんです。そうすると、何故かワームは腹の中の脂に火がついてそのまま死んでしまいます。火吹くんじゃなかったのか?という突っ込みはやめましょう。
毒蛇だって自分の牙が折れたらそこから毒が回って死ぬらしいですから。
さて、ドラゴンも出たことだし、そろそろケルト以外の話題に行きますね。


 

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