2002/07/12
オール4の話
前にもちょこっとだけ書いたことがありますが、私には自分の哲学というのがあります。それはオール4を目指すと言うことです。
一時期の世の中の傾向として、5が一つあれば、あとはオール1でも構わないというのがありました。これは一芸入試のような制度を生み出しました。ある意味では、これは非常に面白い試みでしたし、世の中は、それが正しいと信じ込んでいました。振りかえってみて、今はどうでしょうか。一芸に秀でたものが他のことを出来なくてもよい、という時代では無くなりました。あらゆる仕事はあらゆる状況において発生し、それを解決するための人材は豊富ではないからです。そのために求められる人材は一芸しかできない人よりも、何でもできる人材です。このような人材は、どの局面においても投入可能であり、プロジェクトに欠員があれば、そこに自由に当てることができます。このオール4を目指すというのは実は茨の道です。はっきり言って一芸に秀でるほうが遥かに優しいことです。一芸であれば、その芸に対する情報さえ収集していればいいのですが、オール4を目指すにはあらゆる最新の情報を収集し、学ばなければなりません。私は未だに最新の情報の勉強をし続けなければならず、今はネットワークセキュリティの勉強とデータベースの勉強、インストーラの勉強、そしてUMLの勉強を平行で行っています。ここまでやっても、まだ世の中には不明なこと(C#とか・・・)が多く、学ばなければならないことに限りはありません。その上、会社での評価は一芸に秀でている者のほうが高いのです。会社での評価も低いにも関わらず狭く深くでも広く浅くでもなく、広くそれなりに深くという行為を行うのに必要なエネルギー源となるのは、自分の知識欲だけです。
と、そういう信念の元に仕事をこなしてきましたが、最近は、やや揺らいでいます。確かに何でもできることは仕事にあぶれる心配がないことなのですが、そのために月に10本以上の仕事を平行して実行させられていますから。


 

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