2002/03/18
大地震の備えの話1
もし大地震が起こったら・・・。ときどき、そんな話題が友人の間から出ることがあります。日本ではすぐに回復するだろうという人や、関東で大地震があった場合、治安が急激に低下するだろうと言う人。火災を心配する人、食料の確保を考える人、そして、そのときはそのときと開き直る人。いろんな人がいます。
しかし、じゃあ実際に地震が起こったときにどんなことが予想され、具体的にどうするつもりなのかのレベルになると、ほとんどの人が何も考えていないようです。私はかなり具体的に何が起こり、どうするかを考え、普段からある程度のシミュレートをしてあります。まず一番重要なのは生き残らなければならないということです。生きて家族のもとに行かなければなりません。私の場合は、一日の半分以上は会社に居ますから、確率的には自宅にいるときよりも職場にいるときのほうが大地震に遭遇する可能性が高いわけです。そうなると、職場から家までの交通路を確保しなければなりません。そのための対策として、歩いて家に帰るための交通路を調べておく以外に取れる手段はほとんどありませんが、唯一の対策としては靴が挙げられます。例えば道路がガラスの破片で埋まっているような状況では、通常の靴ではどうしようもありません。かといってトレッキングシューズを履いて出社するわけにもいかないでしょう。私は妥協案としてECCOのウォーキングシューズ9806を使っています。ちょっと高いこの靴は、ちょっとやそっとのガラスや釘ではびくともしません(さすがに五寸釘を踏み抜いたら駄目だと思うが)。さらに、私の会社の付近では治安が急激に悪化することが想定されます。よって、治安が悪化した場合の対策もある程度は考えてあります。私は治安回復までは一週間は、かかると読んでいます。逆に言えばその一週間さえ何とか乗りきれれば、生き残れるということです。そのために、私が最初に行くべき場所も想定してあります。
続きます。


 

Topへ