2002/03/09
SPGUIの話1
この数年、まったく活動していないように見える小夜香計画ですが、実はちょこちょことソフトウェアをリリースしています。ただ、一般公開できないものが多く、一部の特殊な人に供給することが多いため、ソフトウェアとしては追加していません。ただし、管理番号だけはしっかり振ってあり、現在21本のソフトがリリースされていることになっています。
さて、小夜香計画ではオブジェクト指向方法論に従ってドキュメントの一元化を含めた再利用率の向上措置を行っています。そのために再利用率は実に80%以上なのですが、現在はユーザインターフェース標準も制定されています。それが今回のテーマであるSPGUI(SayakaProjects-GraphicalUserInterface)と呼ばれているものです。たかがユーザインターフェース標準ごときが再利用率に貢献するのか?と言われそうですが、むしろ小夜香計画の再利用性の高さは各種標準(テンプレート)文書によって担われているところ、大です。特にSPGUIは利用頻度も高く、非常に役立っています。もっとも、SPGUIと言ってもそれほど凄いことは書かれていません。実際にその中から幾つかピックアップしてみましょう。「エスケープキーで不正に終了しないようにする」「リターンキーで不正に終了しないようにする」。これは、WindowsGUI標準によって、ダイヤログはリターンキーやキャンセルキー押下で、たとえ対応するボタン(OKボタンやCancelボタン)が存在しなくても、勝手に終了イベント(OnOKやOnCancel)が発生してしまうため、終了させたくないダイヤログに関してはきちんと処理する必要があることを言っています。SPGUIには「出来るだけダイヤログクラスを使うこと」という標準がありますから、ダイヤログからモードレスダイヤログを呼び出したりするときには、この標準が重要になります。似たようなものとして、「F1ヘルプはオーバーライド」というのがあります。これもWindowsGUIによって、F1キーを押すと勝手にヘルプファイルを探しに行ってしまうため、処理を入れるということです。
続きます。


 

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