2001/12/23
風邪の話
この季節になると毎年のように発生する行事を今回もやってしまいました。風邪です。今年の風邪は例年に比べて遥かに酷く、いつもならハイパー化して天才的プログラム(往々にして後で見返しても何が書いてあるかわからず作り直すことになる)を書いたりするのですが、その気力も起こらずに即ダウンしました。
何度か書いていますが、私はもともと抵抗力が極めて低いため、かなりの薬を飲まなくてはならず、おまけに飲んでいる量も回数もはんぱでないため耐性もできており、普通の薬では効かない体のようです。医者が処方箋を切らないといけないような強力な薬をがんがん投与してやっと普通という状態で、たとえば私が風邪で飲むことになる平均的な薬セットはナイキサン(消炎鎮痛剤)とミノマイシン(抗生物質)、ダンリッチ(痰切り)、セレキノン(胃薬)、レスプレン(セキ止め)という具合です。ただ、これらの薬も実際には風邪に効くわけではありません。そもそも風邪に効く薬などというものはこの世に存在しないのです。何故なら、風邪と呼ばれている病気は数百、数千、下手すれば数万種類の病気の症状を指しているだけで、薬もそのうちの数種類には効くものが作れるかも知れませんが全てに効くものなどできるわけがないからです。もし、そのようなことが平然と書いてある薬があるなら、それは確実に嘘と言ってもよいでしょう。風邪薬というのはあくまで症状を和らげたり、二次感染を防ぐだけのために投与されるのです。そういうわけで、最終的には自分の体力勝負となるのですが、この体力が三十路を越えてから急激に落ち込んでおり、そのためずるずると風邪が長引き、しかも有給取って寝こんでも治らないという最低の状況です。
ちなみに今回の風邪の症状では下痢、嘔吐、発熱、セキ、鼻水と全て揃っており、汚い話ですが、水分を取っても取っても上からも下からもじゃあじゃあと失われていく状態です。そしてさらに困ったことにこの風邪は一週間経った現在も続いています。


 

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