2001/11/04
ADSLとOCNエコノミーの話1
世間はブロードバンドだギガイーサだなどと騒いでおりますが、私はそんな世情とは遥かに遠い世界にいます。
得に現在のパソコンの性能向上速度には私はまったくついていけていません。私がメインに使用しているマシンはCPUは600MHzですし、メモリも128M、OSはWindows98と完全に時代遅れ。ビデオカードもAIW128のロートルな上、HDDは10ギガしかありません。それでもゲームしないし、ダウンロードもろくにしないし、家にいないし、たとえ家にいても娘と遊ぶほうが楽しいし、ということで、たまにメインマシンを使ってすることといったらコンパイルくらいという、今の私はまったく不自由を感じていません。敢えて苦言をあげるなら子供の養育費や家のローンを考えると電気代をもう少し抑えたいので、消費電力がもう少し下げられないかということでしょうか。回線速度も、娘が床を這うことを考えて、一部を無線LANに変えてしまったため、速度は1.2Mまで落ちこんでいます(ただし、サーバ系を含めた私の部屋の中だけは100Mのまま)。ADSLなんて夢のまた夢で、OCNエコノミーの128M線も帯域を使いきることができていません。最近では、このメインマシンを使うことすらほとんどなく、450MHzのノートパソコンだけで全て片付いてしまっています。そんな中、常時接続ではADSLとOCNエコノミーのどちらがお得かという話題が、あるメーリングリストで沸き起こりました。この勝負、速度と値段を考えればOCNエコノミーはまったく太刀打ちできないように見えます。何せ8M(上りは1M)に対して128K、値段は10倍ですから。しかし、この2つの比較は一見意味があるようで、実はまったく意味がありません。なぜなら似て非なるものを比較しているからであり、一種の異種格闘技のようなものだからです。たしかにOCNエコノミーもADSLも同じインターネット常時接続固定料金というジャンルの中にいます。ですから、異種ではないように感じるかもしれません。ですが、その目的が異なります。
続きます。


 

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