2001/04/11
フィルタの話
当たり前といえば当たり前なのかも知れませんが、私の会社から外に繋ぐ場合はプロクシを経由し、その間にフィルタがあります。
このフィルタ、いわゆる知的フィルタというものらしく、読もうとするhttp文章上の単語の中にリストされる禁止単語があった場合には、たとえ登録されていないサイトであったとしてもフィルタリングされてしまいます。しかし、その禁止単語リストの中にSEXという単語があったため、とんでもないことがおこりました。さる航空機の切符を取ろうとweb経由で申し込みをしようとしたところ、その申込書の性別欄に「性別(SEX)」と書かれていました。そのため猥褻なサイトとしてフィルタに引っかかり、航空機予約ができなかったのです。最近はさすがにそんなことはなくなりましたが、ケルトを調べようとしたら「カルトサイト」として入れなかったり、色々と面白いことをしでかしてくれます。まあ、業務に関係ないことなのでフィルタされても仕方ないとは思うのですが、その中で疑問なのは自社の悪口を書かれているサイトをフィルタリングしていることですね。私はある大会社の系列子会社におり、大会社の保有するローカルエリアネットワークの内側にいる(そしてその大会社の保有するプロクシを通して外に出る)のですが、この会社、知名度もそれなりにありますから、悪口を書かれることもあるのです。しかし、その悪口の書かれている場所はすべてフィルタで見えなくしてあります。私は悪口を書かれるのは(大部分が誹謗中傷だとしても)自社に何らかの問題があることだってあると思います。そういう現場の声というか、生の情報を目隠して何がしたいんでしょうか。耳に心地よい意見だけを聞いて何がわかるのでしょうか。フィルタリングするものを間違えていませんか。
ところで、「疑わしきは見せない」という、かなり厳しいフィルタが入ってるにも関わらず、この会社のニュースグループサーバにどうしてalt.binary.picture.eroticaが登録されているのか、誰か納得のいく説明をしてもらえませんかね。


 

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