2001/04/06
ニュースサイトの話
ずっとyahoo!とかlycosみたいな商用大手ニュースサイトを見ていましたが、最近は個人運営のニュースサイトを見ることが多くなりました。
もちろんyahoo!やlycosが悪いというわけではありませんが、私が欲しいニュースというものを探す時間がもったいないためです。商用大手ニュースサイトは細かくジャンル分けしてあってそれなりに探しやすくはなっていますが、膨大なニュースの中から目的のニュースにたどり着くためには何度もクリックして、戻って、という作業を繰り返さなければなりません。その点、個人運営のニュースサイトは、扱っているニュースの数が少ないということもありますが目的のニュースにすぐにたどり着けます。そのためか知りませんが個人運営のニュースサイトは最近人気が高いらしく、それこそ雨後の筍のようにわらわらとできています。こうなると競争過多になりますから、独自のニュースやコメントを考えないとあっという間に寂れてしまいます。そのため、ニュースサイトを運営している人はどうすればたくさんの人に見てもらえるか考え、センセーショナルな話題を振ったり、独特の世界を築いたりとどんどんと個性的になり、固定客を掴もうと必死になってきます。私はこれを勝手に「ニュースサイトのデフレ状態」と名づけているのですが、現在の個人運営ニュースサイトは携帯電話の販売か水商売の客引きのような状態で「お客さん、うちんところには良いニュースがありますよ」なんてのはまあ、まだまっとうな商売(?)なんでしょうが、ニュースで集客できないサイトでは「うちにはいいコ(メント)が揃っていますよ」とか「おまけ(コンテンツ)がいっぱいついてますぜ」とか「もれなく(リンクを)おまけします」のようなサービス競争が始まっており、これはやってる本人にとっては笑い事じゃないのでしょうが、外から見るとお得ですし、また、非常に面白いです。
そんな中で最近になって突出して個性的、かつサービス旺盛なサイトができました。このサイト、どこまで伸びるのか注目です。


 

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