2001/02/24
e-mailの話
便利ですね、E-MAIL。あまりに便利すぎて、私は現在ドメインを重複しない(tokyo-nazo.netドメインにいくつでもメールアドレスを作れるから)というルールを入れても実に七つのメールアドレスを持っています。おまけにこないだはうっかり、個人的な文章を社員宛にメールしてしまい、大慌てしました。どうしょうもないのでメールサーバにroot権限で入って直接削除しましたが。
最初にE-MAILというものに触れたのはたしか今から十年ほど前です。大学に入って即ネットワークルームへのパスをもらってUNIXに自分のメールアドレスを登録したのが始まり。当時はそのUNIXシステムがMIMEに対応しておらず、添付ができませんでしたが学術目的にはそれで充分でした。添付ができるようになったのは会社に入ってからですから五年ほど前です(計算合わないって?私は留年しているのです)。このころになると友人とバイナリデータの交換をするようになります。三年ほど前に会社のメールサーバが落ちて一週間まったくメールが使えないという状態に陥りました。このときにE-MAILの無い生活というのがいかに困難かを思い知らされました。その頃には電話番号を知っている友人よりメールアドレスを知っている友人のほうが多かったのですから。そういうわけで、アカウントを外部に確保します。こうして泥沼化すると同時にいわゆるスパムメールが来だしました。たしかポストペットがこの時期に出たのですが、私はセキュリティ上、裏で何をしているのかわからないソフトは恐くてとても入れる気になりませんでした(注意:実際にウィルスに感染したおやつ事件はありましたが、直接プログラムに依存するものではありませんでした。よって今のところ安全と考えてよいのかも知れません)。
E-MAILというのは1973年のRFC561が元になって作られたものです。これはインターネット最古のプロトコルと言ってもいいでしょう。しかし私の場合この最古のプロトコルが三日使えなかったら確実に業務に支障をきたしますが、WWWを含めた最近のプロトコルが使えなくなっても業務に支障はきたしません。考えてみれば凄いことです。


 

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