2000/07/26
マザーボードの話
自作する上で今まで色々なメーカのマザボを使ってきましたが、その中で相性の悪いマザボと良いマザボというのができました。もちろんこれは私見にすぎず、なんら客観性を持った意見ではありませんのでお間違えなく。
もっとも相性のよいメーカはACORPというメーカです。全然名前を知られていませんが、たまに異常に安いマザボを見つけるとひまわりのマークが書いてありませんか?それがACORPです。これは非常に素直なマザボを出すメーカで、特にこれといった凄い機能が無い代わりに必要な機能はきっちり押さえてあるというのが特徴です。今までこのメーカは4枚使いましたがどれも何の問題も起こりませんでした。これ以外ではやはりSOLTECとAOPENがよいですね。どちらも2枚使いましたが、安定性、機能性とも満足の行く仕上がりでした。逆に相性が最悪なのはSOYOというメーカで今まで3枚使って全て駄目でした。1枚は買って2ヶ月で壊れましたし、1枚は「突然リセット病」にかかりましたし、もう1枚は私が実質上の自作初心者(AT自作から数年置いての初めてのATXでの自作)だったころ、ディップスイッチの設定でCPUを焼いてしまいました。そもそもほとんどの設定がディップスイッチ、しかもクリティカルな設定ほどディップスイッチという構成にはかなり疑問を感じますし、マニュアルもまったく役に立たない紙切れが一枚あるだけで、あとは全てCD-ROMにはいっていて、英文マニュアルでさえ他のパソコンに表示させない限り見ることができないという構成も不親切だと思います。おまけにCPUの載せ替えをしようとして最新のBIOSをダウンロードしようとしたら、WebSiteのほとんどのページが「存在しません」。あのメーカのマザボはどんなにお買い得でももう二度と使うことはないと思います。あとはかつてRAIDカードで大はまりしたあのIwillも1枚しか使いませんでしたがあまり相性はよくありませんでした。
結局、どのパーツもそうなのですが値の張るものはきちんと使いこなせましたし、安いものもそれなりに使いこなせますが中途半端なものは使うと酷い目に遭うということですね。


 

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