2000/07/25
OCNの話
知ってのとおり、このWebSiteはOCNエコノミー128K専用線によって運営されています。OCNエコノミーはこの手の電話会社系サービスの中では最も高い32,000/月なのですが、私のいる地域が東京のど真ん中にあるにも関わらず他社非競合地帯という特殊な環境(ケーブルテレビに至っては「区議会の質疑応答」に残るほど「絶対に」引かれない場所)のため、選択の余地はありませんでした。もっとも選択の余地があったとしても他のサービスを使うつもりはありませんでしたが。
いわゆる上位プロバイダのサービスはとても個人でペイできるほど安くはありません。例えば有名なところとしてIIJを挙げておきます。IIJの専用線接続サービスは128Kで月24万円です。東京インターネットは場所にもよりますが、大体20万円と見ればよいでしょう。そして、これらのサービスにはもちろん、サーバやCSU(ChannelServiceUnitの略。あまり聞いたことがないと思います。ISDNのデジタルを家庭内配線に中継する装置をDSU(DigitalServiceUnit)と言いますが、これと似た装置です。余談ですが、一般にCSUと言うとドイツ以外ではカリフォルニア州立大学(CaliforniaStateUniversityを指します。何故ドイツ以外かというとドイツではキリスト教社会同盟党(ChristlichSozialeUnion)を指すからです)のレンタル料などは別です。これと比べると電話会社系の同様のサービスがいかに安いかがわかります。もっとも、例えばOCNエコノミーはたしか16人で128K線を使う仕組みになっていますので実際には価格は16分の1で済むはずです。もともとNTT自身が上位プロバイダであることを加味すると、セカンダリDNS等の付加サービスを考えても、NTTとしてはかなり美味しいサービスのような気もします。
プロバイダに勤めている友人の話ではプロバイダ事業は出血ファンサービスだそうです。実際、IP事業だけでなんとか成り立っている会社なんてほとんどありません。その他大勢の会社は他の事業での利潤を、「商売抜き、宣伝として」IP事業に回しているというのが現状のようです。この構造的な問題はそのうち大手プロバイダの倒産という形で現れるかもしれませんね。


 

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