2000/06/07
銀行の話2
昨日の続きです。書面での回答が出せないのは銀行の内規で書面での回答は一切行わないことになっているからということでした。それじゃあ以前約束した書面での回答とは一体なんだったのでしょうか。
そう、実は私は毎回嘘をつかれていたのでした。この担当者は転勤してうやむやになるから適当なことを言ったのです。もちろん調査もされていませんでした。結局、調査結果を電話で回答してもらうことにしました。その後何度か通帳を作った支店や相談を持ち掛けた支店と電話で話しましたが、毎回言うことが変わるのです。だから書面で回答するように言っているのですが、結局これは最後までかないませんでした。こんなことではいけないと思い、私は強硬手段に出ました。支店の名前は挙げずにその銀行の本店の顧客室に電話したのです。一年間印鑑の改印届が無視され、しかも嘘を塗り固めて対応したのですから、このような事態の再発を防ぐ必要があります。そのためには上への連絡ができているのか調べる必要もありました。予想通り、この話は知られていませんでした。2つの支店(正確には3つの支店)にまたがって起こった事件なのにも関わらず、数ヶ月に渡っているにも関わらず、まったくそのような事態はないと言われました。また、同じように書面での回答はできないと言われました。しかし、本社への電話は効きました。本店の人に話をしているのでその人が事情を把握したら話し合いに応じる旨を伝えたのです。もし、これでも本店の担当者に話がいかないようならこの銀行にはまったく自浄作用がない銀行として見切りをつけるつもりでした。これは強力に作用したらしく、調査結果が即私に帰ってきました。もちろん書面ではありません。これだけのミスをしておいても、書面での回答、つまり証拠が残るようなことは嫌なのです。それがこの銀行の体質なのです。そして電話もしくは口頭での説明だけで済まそうとするのにも関わらず誠意という言葉をひたすら使います。そんな誠意を誰が信じるのでしょうか。
今回は本社まで話が行ったためもう同じミスはしないでしょうが、この銀行はこれからも基本的には何度でも同じミスをし、そのたびに銀行の言うところの誠意を見せてうやむやにするのでしょうね。


 

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