2000/06/05
ビールの話
昨日はスーパードライの一言で終わったのでビールの話を。美味しんぼで叩かれてからさすがに以前のように騒がなくなりましたね、ドライビール。今やドライビールに力を入れているのはアサヒぐらいでしょうか。ああ、発泡酒とかいう偽ビールにもありましたっけ、ドライは。忘れてました。
実はあのブームの真っ只中で、食い道楽の父親と私だけはあれは不味いと言い続けていました。当時うちではギネスビールかヱビスビールしか飲んでいなかったというのもあります。その後、一時期キリンの一番搾りがそれなりに飲めましたが、途中でその軽さに飽きてしまいました。バドワイザーまでいけばそれはそれで立派なのですが、中途半端に軽い日本のビールはほとんどが酷く不味いと思うのですが、軽いほうが美味しい人達が多いみたいですね。私は前に書きましたが抵抗力が低くてアレルギーにならない体質なのですが、その中でも少しだけアレルギーを持っています。実はアルコールではない何らかの物質アレルギーという変なアレルギーを持っていて、特定のビールを飲むとジンマシンが出るのです。初めはコーンスターチのようなまがい物のでんぷん質のせいだと思ったのですが、この前サントリーのモルツという不味いビールを飲んだらジンマシンが出ましたので、そのせいではないようです。ちなみに、このジンマシンはアールヌーボーという、出来損ないのワインに色を塗ったような屑のようなワインでも出ます。いやぁ、実に不思議ですね。以前いい加減な混ぜ物をしたウィスキーを出していたサントリーだからといってモルツに何か入っているのではないかと疑っているわけではありません。きっと何らかの酵母のせいでしょうね。ヱビスビールはサッポロビールですが、同じサッポロビールでも黒ラベルはジンマシンが出ます。ますますもって不思議です。
ちなみにヱビスビールは絶対に缶よりビンのほうが美味しいですよ。味が全然違います。一度比較してみてください。もっともドライビールをありがたがって飲んでいる人にヱビスビールは重過ぎて辛いかもしれませんけれど。


 

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