2000/03/26
ペイパークリックの話3
昨日の続きです。
今でこそ数えるほどしかないバナー広告会社は今後急激に増加していくでしょう。実際、この数ヶ月で何社か新たなバナー広告会社が参入しています。バナー広告会社が数十社に増えた段階で広告需要と広告供給のバランスが壊れます。この状態になりますと広告主を捕まえるのと同じくらい、良いサイトを捕まえることが重要になってきます。そういう時代は必ず来ます。
おまけにこの状態でさらに現在の大手広告会社、例えば電通などが参入することだって考えられます(既に参入しているかも知れません。もしそうだとしたらごめんなさい)。このときに小さな会社は価格競争で勝てるでしょうか?申し訳ありませんが、まず勝つことはできないでしょう。この状態ですと価格はすでにぎりぎりになっており、ほぼ横並びの状態。おまけに、少ない広告主だけではなく、少ない優良サイトを何とかして確保する必要があります。さらに広告フリーマーケットサイトが打撃を与えます。売手(バナー広告会社)市場がいつのまにか買い手(掲載サイト)市場になっているのです。
では、ペイパークリック会社に未来はないのでしょうか。そんなことはありません。そんなことはありませんが、生き残るのには今のままでは駄目でしょう。では、どうすればバナー広告会社は生き残れるのでしょうか。
ちょっと視点を変えてみましょう。この状態になったとき、サイト側は何を基準に選ぶでしょうか。ここ
でペイパークリック会社の性質の転換が起こるはずです。つまり、中間業者を捨て、パートナ企業としての道を進むことになります。パートナ企業が意味不明ならアドバイサ企業と言いましょうか。ユーザ側に立ってアドバイスを送れる企業です。
これだけ書いて、やっと一番最初の回に書いた「落ちるために審査依頼をした」理由が書けるようになりました。たぶん、明日がこの話の最後になります。


 

Topへ