もなみ9歳
〜Lite〜
2005年10月05日 10月HDD危機はどうなった
 えっと。
 今を去ること2年前に、個人ニュースサイト様を含めた多数の方々が10月にHDDドライブが壊れるという事件がありましたー。
 あのとき、4月購入時に衝撃を受けたHDD内に微細粒子が発生して半年後の10月に定着すること、HDD内部で静電気が発生しやすいのが10月という2つの理由を書きましたよねー。
 なんか某合ってることのほうが少ないお笑い個人ニュースサイト様ではHDDは9月に壊れやすいトカ言ったりしたみたいですケド、現在はどうなっているのでしょうかー。
 実を言うと、あれからHDDの事情が変わりましたー。
 まず、ルテニウムサンドイッチという手法が誕生しましたー。
 ルテニウムというのはいわゆるレアメタルで、今のHDDはこれをプラッタに埋め込んでいますー。
 というのも、ルテニウムを埋め込むとネール温度以下の際の反強磁性を強化することができ、SPEを減少させるため、高密度化が図れるのですー。
 何を言ってるのかさっぱり判らない人、大丈夫ですー。
 もなみにも判りませんからー。
 以下、もな兄による適当なので合ってるかどうか責任持てない解説も書いておきますねー。
 「HDDに使われている磁石は、常温だとN極同士が向き合ったりS極同士が向き合ったりした状態で固定されているため磁力を持たない状態でデータを保存している。これを反強磁性という。こいつがネール温度という温度を越えると常磁性という状態になり、このときに磁石を近づくとちょっとだけ磁性を帯びる。だからピンポイントで熱を加えてあげれば、そこだけ磁石の向きを変えることができる。これが磁気ディスクの記録原理。ところがあんまり温度が上がると今度は超常磁性という状態になって、向きが変えられなくなる。これがSPE(super paramagnetic effect:超常磁性効果)。そこで磁石と磁石の間にルテニウムの下敷きを挟んで距離を取ることで反強磁性を保ちやすくし、少量の熱でHDDに記録できるようにし、結果としてSPEを起こさなくしたというわけ」。
 やっぱりよく判りませんケド、重要なことはHDDにはルテニウムというのが使われていて、それが静電気発生率を下げる副作用を持つらしいということー。
 また、流体軸受という仕組みも重要ですー。
 これは元々は超寿命化や静音化のための手法なのですケド、静音化というのは振動を少なくするわけで、サスペンションとしての働きも持っているのですねー。
 そのため、衝撃に対して発生する微細粒子の量が減ったのですー。
 そういうわけで、微細粒子が減り、静電気も発生しにくくなったわけですから10月にHDDが故障することもなくなったという話ー。

 ところで、今月に入って、もな兄がコンサルしている会社様のうち2社様で既にHDDの故障が発生しており、どちらも4月に購入されたものという事実があるのですケド、もなQは偶然ということで片付けつつ使ってるHDDのバックアップをしておこうと思いますー。
名無し様:超長寿命♪〜
名無し様:超電磁プラッタ〜♪
名無し様:院試で強磁性体、反磁性体の問題が解けずに泣いた俺が来ましたよ
うにゅ。様:↓ちょいりす。の過去ログでHDDだめぽ隊2003探すとありますよ。
エト様:でも、念を入れてHDバックアップサイトとか、HD交換サイトとか紹介してもらえると嬉しいな。
Aqiraたま:やっぱり狙ってる?
うし様:最近は大容量だしクラッシュはショックですね。壊れる時は連鎖的に逝っちゃいますし・・・。
名無し様:超寿命化になってるよー。
名無し様:○BNか、一応バーチャルネットか?w
空き都〜様:至げとー 神無月だからですかね・・・
aa様:やっぱり10月は鬼門
うにゅ。様:今年はだれがHDDダメぽ隊にはいるのかしら?
素敵様:無駄に1getだわ
(・ω・)ノ様:1ゲトー?「windowsの時計をいじれば大丈夫」って噂を当事聞いたんですが、物凄い勢いでデマだったんですね…。

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