もなみ9歳
〜Lite〜
2005年08月26日 エントロピー増大
 えっと。
 昨日取り上げた事件は、勤務時間外に書いた個人ブログ記事での中傷が企業様の謝罪にまで発展したのですケド。
 これが何故か「勤務時間中に更新されたブログでの中傷記事」という内容に変わってしまっているのですねー。
 でも、問題のブログにはアーカイブが存在していて、その更新時間が夜中の2時トカ午後6時トカで、コミケの開催時間と合ってない、つまり勤務時間中にブログを更新していないことは明らかなのですー。
 では、どうして内容が変わってしまったのでしょうかー。
 広まっていくうちに伝言ゲームのように内容が変わったのでしょうかー。
 ただ、もなみはそこに故意を感じるのですよー。
 そもそも、今回の問題の本質がどこにあるのか考えてみましょー。
 勤務中に写真を撮ったことですかー?
 じゃあ、あのブログが写真を一切掲載していなかったら今回のような事態にならなかったのでしょうかー?
 書いたのがコミケに出店していたホットドック屋の売り子様だったからですかー?
 じゃあ、あのブログが別の第三者、たとえばたまたま通りかかった通行人によって書かれていたなら今回のような事態にならなかったのでしょうかー?
 どちらも違うでしょ?
 たとえ写真を一切掲載せず、第三者によって書かれていたとしても問題になったでしょ?
 つまり、本質的な問題は「ブログでコミケ参加者の中傷記事を書いた」ことに尽きるのですよー。
 で。
 これって完全にその個人の問題なわけで、企業様の監督責任トカの絡む話じゃないでしょ?
 にも関わらず、追加要素に過ぎない「写真掲載」や「出店店員様」ということを元に企業様に謝罪を要求しちゃったのですねー。
 ただ、企業様があそこまで大々的に謝罪しちゃうとまでは想定してなくて、せいぜい問題を起こした人がクビにでもなって、その旨がメールで返って来ればいい程度の軽い気持ちだったのではないかと思うのですよー。
 ところが、企業様にクレームを送った以上、充分ありえたことだったのですケド企業様がWebページで謝罪してしまったのですねー。
 そのため、なにもそこまでする必要はないのでは?という行き過ぎ感が漂ってしまい、あれは行き過ぎじゃなくて当然なんだという風潮を作らざるを得なくなってしまったのではないかとー。
 それで注目されたのが「勤務中に写真を撮った」という、本質とは無関係な問題だったのでしょうねー。
 ただ、現実問題として勤務中に勤務の妨げにならない範囲で記念に写真を撮ることまで禁止するのは考えにくいですでしょうし、せいぜい言えるとしたら取扱いに注意しろ程度で、実際に撮った写真をどうするかは個人の問題なんですよー。
 だって、たとえ制服姿のままだったとしても、ノーコメントで掲載されていたら、あるいは「みんな凄い熱気でした」みたいな文章だったら、勤務中に写真を撮って掲載したことは問題にならなかったでしょうしー。
 だから、企業様の監督責任の根拠としては弱いんですよねー。
 それで監督責任が問えそうな「勤務中にブログを書いた」というウソの内容に進化してしまったのではないかと思いますー。

 さて、今回こういった前例が出来てしまった以上、今後も個人の問題なのに企業様が謝罪ということが起こって、ウソとホントが混沌となった、本質的な問題がうやむやになっていくのだろうなーと、もなQは思いますー。
名無し様:バイトの発言で企業に文句がいくなんて当たり前じゃん。もなみはただ議論したいだけでしょ。
うし様:バイトとはいえ客が不愉快になれば企業の問題ですよね。勤務中とかは問題にならんでしょ。
名無し様:嫌な場所ならバイト辞めときゃよかったのに
nanashi様:後に引けなくなった感が溢れてますね。ここからも。
名無し様:写真を撮った行為の指摘の是非は枝葉末節と言うもの。ちなみにバイト中に更新している箇所もあります
もなみ:「公共の場」というのは個人ブログのことをおっしゃってるんですか?っていうかみんな長すぎ
名無し様:何か勘違いしてるみたいですが「客商売の企業の看板をしょってる人が(バイトでもそうです)」「公共の場で」「顧客(参加者はヲタでも客です)を中傷」してるから問題になってるわけで…
名無し様:むしろ企業が公式に謝罪しちゃったのが火に油を注いだと思う。まあ、ブログ著者本人が面白すぎたというのもあるかもしれないですが
黒星様:公私混同、公私の別、そういう意識って薄くなってるんですかね。
サスケットぴょん:第三者が書くなら問題にならなかったと思いますけど<いや、「第三者なら文句のぶつけ先が企業になるはずが無い=そのブログコメント欄で問題にはなる」だと思いますな。悪口言った相手に文句をいうのと、(業務の外で)悪口を言った責任を企業に押し付けるのとは違うという記事だと読んだ。
サスケットぴょん:「勤務中にブログを書いた」というウソ<この流れはむしろブロガーにとってマイナスだよにゃー
名無し様:これが前例になることはないと思うよー。さすがに。怒ったオタに問題がある気がするw
名無し様:本質的にはバイト個人の問題でしょうけど、その苦情が上の企業様に行ってしまった以上謝罪するのは当然のことだと思いますがね、でそのあとバイトの上司が責任とらされるっと
名無し様:ごめん。前回・今回のはホントなに言ってんのか理解できん……
春歌WildStyle様:今回の件はバイトさんがblogを広告の裏か秘密の日記と勘違いした事が究極的な原因なのかも知れませんわね。あと、コミケの徹夜組のために深夜でも開いている屋台は存在する件も付け加えておきますv件のホットドッグ屋がその時間駐車場で開店していたかどうかは知りませんけど(ぉ
名無し様:要は、オタクに人権なんて無い!と考えてる人がおおいんだよ。電車男だってそうだし。
名無し様:え〜?オタ馬鹿にしてるブログなんていっぱいあるかと思いますが…、「店員が」「客を」「公の目につく方法で侮辱した」から企業に「ワレのとこはバイトの教育もできんのかい」ってなったんでしょ。
名無し様:第三者が書くなら問題にならなかったと思いますけど、オタクキモイって言ってるサイトはよく見掛けますし。その企業の顔と言える接客する人が、お客に来た人をそう言う風に言ったから騒がれた訳で・・・。
名無し様:企業の脇のあまさみたいなものを少し感じたかな。ブランドがいかに大事なものかバイトにもレクチャーしておくべきだったかと。あってなら・・企業は頭かかえるところですね。
名無し様:売り子(個)の責任を企業(全体)の責任にするメンテリティは、猟奇殺人犯がアニメやゲームを持ってたときにアニメやゲーム自体の所為にするのと似ている気がするのですが。
殿様:今後は労働契約の内容に「業務時間内のいかなる出来事も不特定多数が閲覧可能な媒体への掲載を禁ずる」という項目が組み込まれる企業が増えていくのかもね
殿たま:少なくともこの騒動がパブリックなネットワーク上での発言の責任の重さを噛み締めるための教訓になれば良いのですが・・
G.G.様:企業の監督責任ってのはないでしょうね。私は単に彼女に常識がなかったことが問題だったと思います
G.G.ちゃん:うーん、確かに個人の問題がなぜか企業の問題になっちゃってますねぇ。その点は同意です
名無し様:今回、何故「祭り」化したのか・・。多数の者がストレス解消的に企業を糾弾したくて騒いでいた、ということでしょうか?
名無し様:そうですか?オタクをキモイって書いてるところたくさんありますよ?でも全部が全部祭りになってませんよ?
うにゅ。様:↓ないのですよん。
ヨシミ22歳様:あれ…?くるもなは…?

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