2002/10/21
転職の話5
続きです。
次に面接をしたのは某ベンチャ企業でした。そこは面接終了後、私とは、どうしても折り合いがつかない思想の会社でしたのでこちらからお断りしました(例えばオブジェクト思考に関して、再利用など理想論で、実際にはできないという暴言・・・私は実際にやっているぞ・・・や、特許は取ろうとすると情報を公開しなければならないから、特許は取らないほうがいい・・・特許の仕組みを知ってるのだろうか?とか、売上が幾つ以上出さなければついていけない・・・私の去年の売上は、それを遥かに上回っているんだがとか・・・)。ちなみに向こうからも同時にお断りの話が来ていました。やはり相容れないだろうことは先方にも判ったんですね。次に来たのは落選のお知らせでした。そちらは、大手メーカの子会社だったのですが、大手メーカの方針変更を受けて今回の募集を中止することとなり、結果として応募者全員が落選したということです。さて、いつまで経っても来ない第一志望でしたが、やっと返事が来ました。その会社は関西に本社がある会社だったのですが、一次面接は東京支部で行い二次面接が関西という募集内容であったにも関わらず、一次も二次も大阪で一気にやるという話に変わっていました。もちろん、即座に断りました。一番最初の、募集要項という重要な契約を途中で変更してしまうような会社であれば、内定が決まっても反故にされたり、実際の業務内容が事前説明と異なっているということが充分に考えられます。そんな危ない会社に行く気は起こらなかったのです。次の会社は某シンクタンク系の会社で、一次面接、二次面接と楽々クリアし、最終面接をこれまた関西で行うというところまで漕ぎつけました。その間に別のベンチャ企業の説明会を受けたところ、そのときの説明が非常に気に入り、かなりの好感を持ちました。さて、次の日にシンクタンク系の会社の最終面接に出かけたのですが、私は当然のように履歴書に写真を貼りませんでした。ところがこれが問題となり、落選してしまいます(まさかIT業界で履歴書に写真を要求されるとは思いもしなかった)。残るは3社です。
続きます。


 

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