2002/07/06
その後のあみだくじの話1
実は、あのあと、くだんのテーブルトークの元となったサイトの担当者とメールで何度か意見交換をしました。
そのサイトとは、「All About Japan」で、相手とは駒沢丈治さんです。実は何度かメールでやりとりしているうちに色々と論理的な話や心理的な話が出てきまして、例えば同パターン除去の論理的な意味は何かとか、横棒の存在しないようなあみだくじはあみだくじと言わないのかといったような話から、心理的に認められない形のあみだくじは存在するのかという話にまで発展しましたまず、大きく意見の判れた同パターン除去の理由ですが、同パターンを除去しないと、例え横線が同じ本数であったとしても、縦棒2本に対して横棒を1本しか引かないようなあみだくじの場合ですら、I-IやI/I、I_Iのように、線を引く場所やその角度を変えることができる以上、無限にパターンを記述することができます。よって、論理的な検証のためには同パターンは除去すべきだというのが私の主張でした。しかし、駒沢さんから、「全てのパターンの最終相似形が常に同じ確率で出現し得るのか」という質問を受けて、考えなおしました。確率的には、同パターンでも基準パターンの相似形のパターンが複数ある場合に、そちらのほうが多く出現するのではないかと思い直したのです。そこで同パターンの除去というロジックを外すことにしました。しかし、私のほうも横棒が存在しないような縦棒があるあみだくじに関しては、あみだくじとしては認められないという点は譲りませんでした。データを取得するプログラムも同パターン除去のロジックを外すことで、ある程度本数が多くなっても耐えられるようになりましたので、数々のパターンで確認もしてみました。その結果、非常に興味深いことがわかってきたのです。その考察の前に、私が作成したプログラム(仮に「amidax」と名づけられている)についての、ロジックの検証をしておきましょう。せっかく求めた結果が事実と異なるようでは意味がありませんから。
続きます。


 

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