2002/06/28
サーバと奮闘の話2
続きです。
このマシンはもう駄目だと、きっぱりと諦め、電源を落としました。新マシンはこつこつと組みたてている途中のマシンで、ある程度の負荷にも耐えられるべく、400W電源+10G7200rpmHDD+256Mメモリ+Celeron400dualという構成です。一応起動するところまでは確認していましたので、それを3ヶ月早めに投入することに決定しました。OSですが、新OSとしてはパッケージ版のDebianを買ってあったので、それを使うことにしました。ここで私は重要なミスを一つしました。私はRedHat系やTurbo系のLinuxやSoralisはインストールしたことがあったのですが、主に使ったのはRedHat系で、Debianは初体験だったのです。もちろん、マニュアルも持っていません(CD内に入っているかWebSiteで情報を取ればいいのだが、サーバとの位置関係から参照することができない状態だった)。サーバダウン緊急事態にも関わらず、インストールしたことのないOSをインストールするという冒険をしでかしたのです。これは私にlinux系は基本的に同じだろうという甘い考えがあったからなのですが、このことが後で大きな悲劇を呼びます。さて、新マシンは以前からフロッピードライブが異常なのがわかっていましたので、まずはそれを入れ替えるところから始めなければなりませんでした。ところがこれが思ったより大仕事で、ぺんぎん筐体とマザーボードの問題でフロッピードライブを抜くためには一度、設定用のジャンパとメモリとCPUを抜かないといけないという・・・。苦労してフロッピードライブを入れ替え、ジャンパとメモリとCPUを刺し直して、マシンをCDから起動。起動しません。もう、頭の中は、真っ白です。スピーカからもなんの音も出ませんし、しかも、こんなときに限ってポストコードカードが見当たりません。まったく手がかりがつかめませんでした。
続きます。


 

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