2002/06/02
グリコの添加物の話1
連日のように登場する添加物違法使用のニュースのおかげで、テーブルトークもやれTBHQだポリソルベートだと、そればっかりになってきていますが、別に当サイトは添加物違法使用関連ニュースサイトではありませんので、そんなジャンルでリンクしないで下さいね>特定の人。
さて、今日もまた違法添加物のニュースがありました。協和香料化学株式会社の香料に違法添加物があったおかげでブルボンやグリコのお菓子が大量に回収されたというニュースがそれです。こう連日、しかも大して害の無い添加物の使用に関するニュースばかりだと変わり映えしないのですが、今回はちょっと違います。なんせ「アセトアルデヒドなど」、ですから。残念ながら協和香料化学株式会社は自社WebPageを保有していない上、ブルボンのWebPageには、まだ何も書かれておらず、グリコのWebPageでもニュースでも、「アセトアルデヒドなど」としか表記していないため、詳しい経緯は独自に調査(ただ単に184を付けて電話しただけ)して、結局以下の三品目がやばかったと判明しました。それはアセトアルデヒドとプロピオンアルデヒドとヒマシ油です。まずアセトアルデヒドと言って思いつくのはアルコールですね。酒の飲み過ぎで悪酔いになったり二日酔いになったりするのは、アルコールがアセトアルデヒドになったからという説明を一度は聞いたことがあるはずです。まあ、体内で出来るようなものだから大丈夫だろう、なんて思ったら大間違いです。このアセトアルデヒドという物質はシックハウス症候群の主原因とも言われている、危険物質なのです。吸引に関する急性も当然存在しており、高濃度の場合は粘膜や皮膚を腐食させます。最悪、気管支炎や肺浮腫にまでなります。もっとも、低濃度では特に異常性は認められていません。よって、今回のケースでは問題にならないでしょう。ただし発癌性に関しては極めて危険となっており、妊婦にアルコールが禁じられているのはアセトアルデヒドが染色体異常を引き起こす危険性が高いためです。
続きます。


 

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