2002/05/28
アクセス数至上主義の話2
続きです。
前の回でアクセス数を向上させるためのコンテンツは不純と書きましたが、実は私はそういったアクセス数を向上させるための不純なコンテンツを幾つか持っています。というか、テーブルトーク以外の全てのコンテンツがそうです。しかし、それは最終的にはテーブルトークというコンテンツを見てもらうためであり、つまり「自分のコンテンツを見てもらう」ための手段です。アクセス数を向上させるのは、決して目的ではありません。よってアクセス数至上主義とは異なると考えています。アクセス数至上主義は目的が間違っているのですが、もうひとつ間違っていることがあります。それはそのための手段です。よく言われがちで、人気サイトになるためのハウツーなんかにも書かれていることに、アクセス数の多いサイトからリンクを貼ってもらうとアクセス数が向上するというのがあります。そのため、アクセス至上主義者達は有名サイトの掲示板などで自分のWebPageのCMを行ったりします。これは本当なのでしょうか?私のサイトは幸い「ヴァーチャルネットアイドルちゆ12歳」という、一日10万のユニークアクセスのある巨大サイトの、しかもトップからリンクしてもらっています。では、私のサイトのリファラ上、ちゆ12歳さんからアクセスされる方の人数はどれくらいでしょうか。日によっても異なりますが、ちゆ12歳さんが日記を更新した日で40、それ以外なら30くらいです。ましてやちゆ12歳さんのリンクページコンテンツからのアクセスになると、0〜3程度に過ぎません。つまり、たとえアクセス数の多いサイトからリンクしてもらっても、文中リンクなどのよほど特殊なリンクでない限り、それを見たユーザからアクセスしてもらえる可能性は極めて低いのです。これは凄く当たり前なことで、有名サイトにアクセスした人というのはそのサイトを見たいために来たのであって、それ以外のサイトを見たいために来たのではないからです。
続きます。


 

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