2000/11/23
インターネット通販の話2
昨日の続きです。もちろん私には弁護士の知り合いがおりますし、人脈を駆使すれば弁護士団が編成できますから決して泣き寝入りすることはなく、断固戦うことになるでしょうが、危うく詐欺にかかって無駄に時間を過ごすところでした。今回の詐欺サイト事件でわかったことが幾つかありますのでみなさんに展開します。
まず、代引きをなんだかんだ理由をつけて断るサイトは危険です。本来、銀行振込も代引きも必要な経費には大した違いはありません。在庫ありになっていても銀行振込でないと売り切れなどというところが危険なのはいうまでもありません。銀行振込の口座が当座ではなく普通預金、しかも個人名というところも論外と言ってよいでしょう。また、他店の相場から見てきわめて安いサイトというのはそれだけでは危険な理由にはなりませんが、そのサイトの中で、肝心の商品が製品名と価格だけを列記しているようなサイトは危険です。今回のケースで危険を感じたサイトはどちらも商品名と価格だけを列記していました。必要以上に個人情報を欲しがるサイトも危険な可能性が高いです。たとえば見積もりをとるのに市町村レベルでの住所を要求するような店です。これを逆から見れば、とりあえず代引きに応じる店ならだいたい安心です。カードが使える店もカード会社の信用問題や保証問題になりますので安心と言えます。たとえ代引きやカード決済がなく、しかも安くても商品に対してきちんと説明や写真などを入れ、当座の口座を持ち、見積もりにはそれほど多くの情報を必要としないような店ならまあまあ安心できると考えてよろしいかと思います。とはいえ、最終的に頼りになるのは噂です。ネット上では悪質なショップを取り上げているサイトが無数にあります。中には誹謗中傷が混じっていたり、自作自演で複数人のふりをして悪評を立てようとしているというケースもありますが、その中から真実を探り出し、何が正しいのかを知るのは自分の力量一つです。
私が書いても結論はどこにでもある役に立たない抽象論になってしまうんですね。あちゃあ。


 

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