2000/10/11
母校だめだめの話
私の母校、T大学の工学部のサイトを久しぶりに見てみました。あまりのことにひっくり返りそうになりました。恥を忍んで書きます。
そのページにはこう書かれていました。「自宅から(某プロバイダ名)の回線を利用してインターネットが出来ます」「Webが作成出来でき、学外からの参照も可能です」。原文そのままです。「出来でき」、などというしょうもない間違いは「工学部」ということで認めるとしましょう。しかし「工学部」を名乗るところが「インターネットができる」「Webが作成出来」というのはあまりではないでしょうか。私もさすがにここまで定着すれば、普通の人がインターネットができるとかインターネットを始めるとか、Webを作成したとかあおい氏のように(氏の場合はたぶんわざとだけど)私のHomePageとか言っていても何も文句は言いませんとも。たしかに昔はNICに就職すれば?(そうでもしなければインターネットを利用するのではなく、するのは不可能)とか、今から人集めて独自のインターネット網を作成するの?(でなければインターネットを始められない)とか、専用線引いて独自ドメイン取るの?(でなければHomeなページは取得できない)とか言ってましたけどね。でも、仮にも情報工学科を持っている工学部が自分のサイトでこういうことを恥ずかしげもなく書く、というのはどういうことなんでしょう。私にはその神経が信じられません。学部生は気づかないのでしょうか。私の母校はそこまでレベルが低くなってしまったのでしょうか。もっとも、私が受験生ならこんなことを堂々と書く工学部を持つ大学に願書なんか出そうとは思いませんから、多少でもネットワークの知識がある人が入ってくるとは思えませんね。レベルは低くなっていても当たり前でしょう。
東京大学と専用線接続していたらすさまじいトラフィックに東京大学がパケットを調べたら95%以上が18禁画像サイトかネットゲームのパケットだということがばれて専用線接続を断ち切られるという失態を冒した大学だけのことはありますよ、私の母校は。これでも東都六大学。


 

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