もなみ9歳
〜Lite〜
2005年08月27日 私的に拘る理由
 えっと。
 ここ数日同じ事件について書いているのですケド、今回色々な意見が出ていますねー。
 ただ、まとめてみると基本的には2つの要素の組み合わせに収まると思うのですー。
 それは「私的ブログは公か私か」「企業様の問題となるのは公だけか公私両方か」の2つですー。
 皆様の意見を拝聴しますと、「企業様の問題となるのは公私両方」「私的ブログが公か私かは関係ない」あるいは「企業様の問題となるのは公」「私的ブログは公」という意見が多いようですねー。
 一方、もなみは「企業様の問題となるのは公だけ」「私的ブログは私」という立場を取っていますー。
 また、私的か公的かの違いは勤務時間外に書かれている(私)か、勤務時間内に書かれている(公)かという考えも持っていますー。
 だからこそ、今回のケースは私的ブログなのか(勤務時間外に書かれているか)ということを大事としているわけですし、結論として企業様の問題とならないということになるわけですー。
 たしかに私的だろうと公的だろうと関係なく企業様に責任を問うのが一般的だと思いますー。
 実際、たとえ業務時間中でなくても社員様が痴漢で捕まると企業様が謝罪会見開きますからー。
 でも、もなみのような発想がゼロなのかというとそういうわけでもなく、たとえば靖国神社参拝って、私的参拝なのか公的参拝なのかが問題になるでしょ?
 さて、もなみが「企業様の問題となるのは公だけ」で「私的ブログは私」という選択をしたのには意味があるのですー。
 もなみは、あることを恐れていますー。
 それは、企業様によるブログ規制ですー。
 2日前に企業様の再発防止策として、キモイと思ってもキモイと書くなと教育するみたいなことを書きましたケド、もっと簡単な方法があるのですよー。
 それは、あらゆる形での個人サイト作成を禁止にしてしまうことー。
 あるいは許可制にして監視下に置くというのもありえるでしょうねー。
 正直言って、企業様の立場に立ってみれば、いつ何が書かれるか判らない個人サイト様は規制したいと思いますよー。
 ただ、個人の自由という権利の侵害だという反感を恐れて、手が出せなかったというのが実情でしょー。
 でも、企業様は今回の事件のおかげで私的な個人サイト様のせいで損害を被るという前例を得てしまったのですー。
 同じような事件が続けば確実に個人サイト様規制の方向に進むでしょー。
 下手すればサイトバレしたらクビという時代だって来るカモ知れないのですよー。
 そうなったら、身元がばれないように具体性を避けてオブラートかけたような内容の更新しか出来なくなってしまいますよー。
 では、個人サイト様の全規制を防ぐためにはどうすればいいのでしょうかー。
 まず、今回の事件は不幸な事故であり、例外的に発生したものにしなければなりませんー。
 そして、今後「私的なものに企業様の責任は問わない」というルールを作るのですー。
 このルールがあれば、企業様は規制しないと損害を被り得るという大義名分を失いますー。
 また、「勤務時間内に書かれたものは公的な性質を持つ」というルールも付加しますー。
 そうすれば、たとえ同じような事件があって、規制が進もうとしたとしても「あれは勤務時間内だったから問題になった」という防波堤を築けるため、「勤務時間外を含めた全規制」を「勤務時間内だけの規制」に留めることができると考えていますー。
 こういったルール作りは、実際に規制のムーブメントが起こってから行えばいいと思うカモ知れませんケド、第二第三の前例ができてしまってからでは遅いのですよー。

 もちろん、企業様による個人サイト様規制なんて杞憂カモ知れませんケド、たとえ微小であっても可能性がある以上は、もなQは今後も今回のように対策のための伏線を張っておきたいと思いますー。
名無し様:実際、報道関係の会社だと
名無し様:謝りたかったから謝罪した、という企業イメージを尊重しただけじゃねーのーなにがしたかったのかって規制したかったら一言伝えるだけでも十分なんだから
名無し様:私的でも公的でも、たいして問題度は変わらない靖国って・・・
擬古態様:時間外であろうが内であろうがブログで自社を特定できる発言を行ったら”公”ではあるまいか?「○○社の社員」として発言してるのだし(バイトも客から見たら社員という観点なので一応)
名無し様:じゃあ企業としてはネットを免許制に持ち込むためわざとバカなことをブログに書かせると将来のためになるね
名無し様:あ
ふにふに様:靖国の私・公を例にしちゃいけませんよぉ〜、あれは誤魔化しのために言ってるだけですからねぇ〜
名無し様:杞憂じゃなく政府、マスコミ、企業はネットを免許制にしたくてウズウズして会談したりしてますよ?
名無し様:行かなくなるというのと企業を糾弾するのは別じゃない?
名無し様:イメージってのは公か私かなんて分けられないと思いますけど〜、今回みたいな人ばっかり雇ったお店に行きたいと思えます?店員がお客を気持ち悪いって言ってるけど、私的な事だから気にしない〜・・・ってなります〜?
何を書こうか迷った様様:すみません。意味は通じると思いますが、「告発」という用語は不適切でした。
何を書こうか迷った様:ネット告発での匿名性も、週刊誌のネタ元と同じく、ある程度本人の努力が必要なのでは? もなQさんも素性は隠してますよね。
もなみ:「こちら」リンク先のことですー。>MFC
名無し様:MFCって?
サスケット様:でも「社員の私的ブログの責任が企業に飛ぶ」のに、「社員のブログ規制禁止」なんて言えないですよ?企業としては客からクレームきたら謝っとくのが得策ですし。故にこの流れは私的ブロガーにとってはマイナスな気が。
G.G.ちゃん:んー、海外じゃ既に企業による社員のブログ規制が始まっているらしいですな
名無し様:ニホン人はラッカン大好きネー。
名無し様:首になった企業のイメージを落とすために客の悪口を言う手もあるな>の様
名無し様:どのレベルでのルール作りなのかにもよるとは思いますケド、それでもこういった事件で被るリスク(世評)はあまり変わらないんではないでしょうか
の様:上の意見には『商人と客の信頼関係』という観点がないですな……客の信頼を勝ち取りたかったら陰口なんか言えないのに。
の様:あと、『雇用者による従業員サイト規制』はあくまで雇用者と従業員の間の話なんだから、そんなのを客に押し付けないで欲しいです。
もなみ:我々ではなく、企業様がどう解釈するかが問題なのですよー。
もなみ:ごめんなさい1行間違えて消しちゃいましたー。再投稿をー。
黒星様:確かに。内部告発をできないようにするためのブログ規制。ありえますね。くわばらくわばら
うし様:公私なんて関係ないでしょ。モラルの問題だよ。
名無し様:だってさ、メイドさんが自ブログでオタキモイ発言すれば所属メイド喫茶ごと批判するでしょう?しないの?
名無したん:何も靖国問題なんてややこしいもの喩えに挙げなくても…
もなみ:だって(みんな忘れてるカモ知れないケド)0か1で出来てる電子の精霊ですからー。
名無し様:もなみさんのは理想論というか願望論ですよね。これは公、これは私なんて、人間の感情なんてそう簡単に割り切れるもんじゃないかと。
もなみ:MFCでー。
名無し様:ここ数日のもな見は、そうした懸念ゆえだったのですね。ですが、あれは「私」を逸脱したもので、擁護するのはかえって私的ブログ文化を危うくしていきそうな気が。
茶名無しちゃま:最初からそう書いてくれればいいのに
茶名無し様:orz
茶名無し様:1げと?
Leti様:どこかでうっかり自分のBlogが漏れてやしないかと、自分のハンドルで検索をかけることもたまにあったり。

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